2009年08月09日

がとくー:あたしのベルト4

村上千秋は不満だった。
千春はすでにWWCAのベルトも巻いたことがあるのに、自分は王者の経験がないのだ。
もっとも現王者の菊池に勝てる気はしない。
千春と菊池は相性が良い。
菊池は飛びと投げで勝負するので、打撃が得意な千春には都合が良いのだ。
千秋は飛びをもっとも得意にしているが、菊池の天性のバネには負けてしまう。
千秋「ふざけたベルトだが、貰いに行くか。」
千秋の言葉を聞いて千春が薄く笑った。
標的が定まったのだ。
行動を起こしたのは新年明けてまもなく。

初のEXタッグに参戦した村上姉妹だったが、結果はついて来なかった。
しかし、1月には千秋は行動を起こした。
年明けの開幕戦で、メインイベントのタッグマッチ終了後に、千春だけさっさと控え室に戻っていく。
その後、残った千秋が話し始めた。
千秋「よー、暇でモテないプロレスファンの諸君。」
試合終了後だけあり、息を切らせつつ千秋は続ける。
千秋「…ハァ、ハァ。」
直後、ニヤリと笑う。
千秋「今の声で今夜の夜はイケるだろ?」
観客からブーイングが飛んで、千秋は満足そうだ。
千秋「もっとも、こんな団体を見に来る奴らはみんなロリコンだから(ピー※自主規制)にはならないか。」
大ブーイングの中、図星だと呟く声が聞こえ、千秋は本気で「キモッ!」と呟く。
千秋「前置きはこれぐらいにして、そんなロリコンのお前らのためにガキを一人いじめることにした。」
千秋は一呼吸置いて、宣言する。
千秋「佐尾山、お前のベルト取り上げるぜ。」
と、花道から佐尾山が現れる。
直後、バチっと派手な音がして倒れこむ!
背後に現れたのはパイプイスを持ってる千春だった。
千秋「最終戦でタイトルマッチを組めよ、社長。」
オレはただ、首を振るだけだった。

佐尾山は逆境に負けなかった。
包帯グルグル巻きの頭でタイトルマッチを了承。
評価では圧倒的な不利であったのに関わらず、千秋を粉砕した。
もはや、名実共に『がとくー最強ジュニア王座ベルト』は『彼女のベルト』になりつつあり、ファンの間でも認知されるようになってきた。
posted by 343 at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | がとくー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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