2009年07月13日

がとくー・設立の経緯

プロレスラーを廃業するのは辛かった。
まだ、30だし、レスラーとしてはこれからだ。
ただ、腰のヘルニアは限界に来てたし、受身のたびに不安になるのでは続けるのは難しい。

170センチ弱とプロレスラーとしては小柄な事にくわえて、
中々体重を増やすことも出来なかったオレをレスラーにしてくれた社長に挨拶に行く。

社長「残念だが、しかたないなこればっかりは」

オレ「今まで、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」

社長「いや、お前にはそれなりに儲けさせてもらったよ」

オレ「そう思っていただけてるなら、幸いです」

社長「……で、これからどうするんだ?アテはあるのか?」

オレ「まぁ、なんとか就職活動しますよ。空手やってたし、打撃のコーチとか、スポーツインストラクターとか……」

社長「この不況下では、なかなか難しいぞ」

オレ「ですが、こればっかりは仕方ないですよね」

社長「お前、団体を経営してみないか?」

オレ「へ?」

社長「懇意にしてる、スポンサーさんがな、女子プロレスの団体をやりたいと私に相談に来てね。」

オレ「は、はぁ…。」

社長「女子プロはイヤか?」

オレ「いえ、プロレスは何でも好きなんですが。でもパンサー理沙子ぐらいしか、知らないですよ、オレ。」

社長「それはこれから勉強してくれ。」

オレ「ええ、でも、なんでオレなんかに?」

社長「まぁ、私はお前を信用してるしな。それにお前が喰えないのを見るのも忍びない。……あとは、一応お前もいっぱしのレスラーだったんだ。そう考えると話題性もあるだろう?」

オレ「……なるほど、面白そうですし、凄くありがたいお話です!」

社長「やる気になってくれたか。なんかあったらなんでも相談に来いよ」

オレ「ありがとうございます!」

こうしてオレは女子プロレス団体の社長になった。
posted by 343 at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | がとくー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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